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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年09月29日

HR4th2013-AAR(アフターアクションレビュー)

ハートロックから1週間が経過し、
例年通り「ハートロック症候群w」にかかっていた八駐ですm(_ _)m

この1週間、家や会社に置いて来た(溜め込んだ)所用をこなす毎日です。

HR-Day1は空軍ベースで「目指せ空軍オフィス」とばかりにPCやディスプレイの設置に追われ、
Day-2はCPのHQテントに隣接してMOB(MilitaryOparationBase)を設置、
HQ・部隊間の無線通信支援(位置情報)、RQS(PJ)・ISAF部隊の指揮通信を行ってきました。

よって。
全くといっていいほど写真がありませんorz
空軍ベース・MOB周辺の写真を撮っていた方がいらっしゃったら、譲って下さいm(_ _)m

今回のHRでは当方作成の「ダウンロード用地図・データ」が公式サイトに採用され、
提供できました事、非常にありがたく思いますm(_ _)m

実際に使ってみた方々、いかがだったでしょうか?
空軍CCT/PJ、HQ運営、ISAF部隊等、当方で絡みのあった方々からお話を伺う事が出来ました。

以下、感想
・ぶっちゃけ覚えるのが苦痛w(ごもっともです、ハイm(_ _)m)
・MGRS座標で、自己位置の把握がスムーズに出来た
・向かうべきポイントが分かり、部隊のナビがしやすかった
・無線通信でピンポイントで位置の表示が出来、雰囲気も出せた
・迷わなかったw(目的達成!w)

・・・等など、ご意見・感想を頂きました。

また、今回のHRでは書式の違う地図を各種、サイト上に置いた為、
一部の方々に混乱を招いてしまった点、非常に申し訳ありませんでしたm(_ _)m

HRのマップは慣れている方、慣れていない方双方で使用する部分もあり、
GPSによる座標を白地図や衛星写真に重ね合わせた結果、多数の様式が出来ました。

その為、実際の作戦展開時にどの地図を使用するのか、混乱を招いた所もあり
反省すべき点と考えております。
(ポイントのズレや外周路の設定など、昨年の座標値取得時状況も良くなかった)

次回への課題があるとすれば、
地理情報の一元管理(作戦進行上、当然といえば当然)を推進し、
可能な限り正確なポイント(GPS)座標の取得、それに基づく地図の作成、などが挙げられます。

次回HRは来年5月、軽井沢で行われる事と閉会式で告知されました。

開催場所がどこになるのか、まだ分かりませんが
可能であれば次回HRでもMGRS座標入り地図を作成し、公開出来たら、と考えております。

次回HRは完全に「未開(初見)の地」となり、
HQから「ポイントXXへ向かえ!」と言われても、全く分からない事になりかねません。

そこで今回の「ハートロックで迷子にならない為に」で取り上げた
GPS機器・MGRS座標の利活用、が生きてくるものと思われます。
(実際の軍事組織だって「自分がどこにいるのか」「目標はどこなのか」が分かって、初めて行動を起こせます)

専用機器(Garmin等)ではなくても、
民生仕様の携帯電話(スマホ限定ですが)だって、必要充分な精度が出せているこのご時勢。
(条件が良ければ誤差3mの範囲まで絞りこんだ実績アリ)
こんな便利なものを使わない手はありません!

「軍事組織」の「なりきり」をする本イベントでは
「ホンのちょっとのコダワリ」が、意外に効果を挙げるのでは、と思います。
(みんなが持ってるインフラで出来る、のがポイント)

分かってみると意外に難しくないんですよ、この手のものって。

んで。。。
自分で撮れなかったので、もらい物の写真でお茶を濁す。

アンテナ大集合だ、(゚Д゚)ゴルァ!!

HR4th2013
AFSOC/CCT
Photo K.T & A.I
(残念ながら1名都合で早上がり。全員集合は次回に期待!)

うん、カッコいい!(アンテナの立ち具合的にw)  


Posted by 八幡平駐在員(略して八駐)  at 07:04Comments(4)ハートロック

2013年09月19日

ハートロックで迷子にならない為に(終)

約半月に渡って「HRにおける地図」について
つらつらと書き連ねてきましたが・・・

嗚呼、堂々(?)の最終章です。

今回の突発企画「ハートロックで迷子にならない為に」ですが
あくまで「HR=リエナクト」という観点において
「自己位置の評定を実演」する事を主眼において説明してきました。

実際の軍事組織における「自己位置評定」は
「基本的なスキル」であると同時に「作戦の成否を左右するスキル」であろうかと思います。

下手すりゃ「銃を撃つ」「敵を無力化する」事よりも重要な事といえるかもしれません。
(そもそも比べる事ではないのは重々承知しておりますm(_ _)m)

ですが、過去のHRにおいて
「行方不明者が出た」
「ポイント○○に行けって言われたけどどっちよ?」
等、実際に起こっているところでありますし、

「ガチで傷病者が出た場合」や
「本物の事件・事故」が発生した場合、
身を守るのは「自分のスキル」が基本になるかと思います。

軍事組織の特徴として、「自己完結性」があげられることもしばしば。

大きなイベントだからこそ、
運営サイドに頼り切ることなく、自分たちで「やる」。
(それこそ参加者サイドから「自己完結性」を追求する)

そして、これが一番重要ですが・・・
「そういうのってヤッパリカッコいいじゃないですかw」
(今までの話が台無しwww)

まぁそんな積み重ねが、「HR=リエナクト」成功への一歩になるのだと、信じています。

色々な方とまた出会い、楽しく遊んで頂ける様祈念しつつ。
現地では宜しくお願い致しますm(_ _)m

あ、そうそう。
自分空軍なので。
公式HR空軍ブログ「USAF協同組合」で昨日出ましたが。
土曜日には、ガーミン等のGPSを使った
ランドナビの講習会、無線通話の基礎講座も開催します。
(タイムテーブル未定)
とあります。


全くの素人・チャンチャラおかしい内容かもしれませんが、
不肖・八駐、ランドナビの講習会を担当させて頂く事となりましたm(_ _)m

お時間の許す方、ランドナビにちょっと興味がある方、奮ってご参加下さいm(_ _)m
(ちなみにCCTは強制参加の方向でwww)

以上、HR前の更新はこれにて終了とさせて頂きます。
当日は「皆さん」宜しくお願いします!

楽しく遊びましょ^^


八幡平駐在員@HR空軍/CCT  


Posted by 八幡平駐在員(略して八駐)  at 03:45Comments(6)ハートロック

2013年09月17日

ハートロックで迷子にならない為に(その6)

あれよあれよといってる間に・・・
「もーういーくつねーるーとー、はーとろーぉっくー♪」な時期に来てしまいました(激汗

本日はHR参加者の皆様へ
地図の「正しい」使い方についてご紹介できたら、と思います。

HR公式サイト内「公式マップ」のダウンロード用画像マップ内に様々な書式の地図があり、
「混乱してしまうのでは」と提報を頂きましたm(_ _)m

そこで実際に現場で使用するにあたり
どのような使い方があるのか、ご紹介してみようかと。

※あくまで「推奨する使い方」ですので、当日現場での運用方法は変わる可能性もあります!
 (HQ側オペレーターと部隊ラジオマン間の「あうんの呼吸」が一番ですm(_ _)m)

・HQから部隊への「目的地指示」は地図上のポイントを使用します。
 (公式白地図、当方作成各種マップ、いずれもポイントが入ってます)

ex)通信による命令の一例
HQ:「Alpha-1、Alpha-1、こちらHQ。ポイント3へ向かって下さい」
部隊:「HQ、HQ、こちらAlpha-1。ポイント3、了解」
この際は基本的にポイントのみの使用で事が足ります。

では次のような場面ではいかがでしょう。
ex)HQからの現在位置確認通信例
HQ:「Alpha-1、Alpha-1、こちらHQ。現在地はどちらですか?」
部隊:「HQ、こちらAlpha-1。HQからポイント3へ移動中。エリアD-3地内」

・・・D-3地内といっても結構広いわけです。

そこで推奨したいのが「MGRS」および「緯度経度」での自己位置報告です。

HQ:「Alpha-1、Alpha-1、こちらHQ。現在地はどちらですか?」
部隊:「HQ、こちらAlpha-1。HQからポイント3へ移動中。位置座標8192 2435」

・・・とこのように自己位置のピンポイント指示が出来てます。
(ちなみに当方作成のMGRS座標入りマップはマスの一辺が100m基準となっており、
地図上の目測ではありますが、おおよその距離を図る事も可能です。慣れは必要ですが)

昨今のいわゆる「軍事行動」では各国軍が共同作戦を行うことも頻繁にあり、
その中で「各種情報の共有化」は安全な作戦進行を行う上で必須な事項となっています。
(愚問っちゃ愚問ですね^^;)

その中で今回の「作戦用地図」はベースが白地図となってますが
補助資料として「当方使用のマップ類」も使用頂けたら幸いですm(_ _)m

こういった「無駄な」事もリエナクトには重要なネタかなと。多分。  


Posted by 八幡平駐在員(略して八駐)  at 10:57Comments(0)ハートロック

2013年09月11日

ハートロックで迷子にならない為に(その5)

あ、そういえば…
ハートロック当日まで2週間切っちゃってるんですね(汗)

仕事と野暮用で貴重な時間が消費されていますorz

さて、気を取り直して。

Case-3.2
GarminGPSへのデータセットアップ

以前の記事にDropbox共有フォルダ内のファイルについて
説明をさせて頂いておりますが。。。

その中に

「kash_wpt20121013192039.gpx」
GarminハンドヘルドGPS用データです。
アウトラインも背景地図もありませんが、GPS内メモリへ取り込むことにより、
機器上で「目的地」の設定が出来るようになる為、
リアルタイムで「目的方位」「ポイントまでの距離」が分かるようになります。
eTrex30、Foretrex401で動作確認済み。

・・・とあります。

ガチのGarmin Foretrexシリーズをお持ちの方で

「うん、レプでも良かったけどガチモンが欲しかったんだ。」
「飾りにしかなってないけど、満足してます!」
「実地オリエンテーションに参加して(現地の)ポイントをマニュアルで登録してます」

という、そこのアナタ!

この章では上記gpxファイルを使い
GarminGPSで現地のポイントを表示・利用する方法をご紹介します。

必要な物品・環境
・GarminGPS
(当方ではFoertrex401、eTrex30で動作を確認しております)
(それ以外の機種については動作確認しておりませんが、使える可能性はあります)
・HR公式サイト「公式マップ」内ダウンロード用画像マップのgpxファイル
・パソコン
・PC-Garmin間接続コード(USB)

手順
1)ト「公式マップ」内ダウンロード用画像マップから 「kash_wpt20121013192039.gpx」をダウンロードする
2)パソコンとGarminを接続する(接続モードはGarmin本体側で「マスストレージモード」にしておく)
3)PC側でGarminを「外部メモリ機器(USBメモリ)」として認識する
4)PCのエクスプローラーでGarmin XXXXXX(接続した機器名)→Garmin(フォルダ名)→GPX(フォルダ名)の順で開く
5)GPXフォルダ内にダウンロードした「kash_wpt20121013192039.gpx」をコピペ

以上の操作後、PCから接続解除、Garmin機器を電源ONすると、
先ほどのgpxファイルが認識され、ポイントとして機器上で操作できるようになっているはずです。


コンピューター内の外部メモリとして認識。Garmin eTrex30を展開すると・・・。


メモリ内部に「GPX」フォルダを発見。これも展開。


展開したフォルダ内に「kash_wpt20121013192039.gpx」をコピペして下さい。


ここでPCとの接続解除、電源ON!ポイントマネージャーで確認するとHRでの地図ポイントが。
詳細を見てみると・・・。


地図上のウェイポイントとして認識されてます。

実際の使用例として
HQ「ポイントXXに向かえ!」
と、命令を受けたらGarmin上でそのポイントを「目的地」として設定することで
目的ポイントへの方位、距離などナビしてくれます。

ちなみに・・・
eTrex30だと、「カスタムマップ」としてkmzファイルを「背景地図」として使用することが出来る為
6枚目写真にあるように、PCやスマホと同じ背景地図をGarmin上で表示させる事が可能です。

・エクスプローラー→Garmin XXXXX(接続した機器名)→
Garmin(フォルダ名)→CustomMaps(フォルダ名)内へダウンロード用画像マップ内のkmzファイルを入れるといけます。

※あくまでeTrex30での話。
 GPSMAP6Xシリーズ、Coloradoシリーズ、Oregonシリーズ等で
 表示させる事は可能だと思いますが (基本的には同じフォルダ構成だったと思います)
 ファームウェアを最新にしておく必要があります。(ちょっとメンドクサイデス、これ)

・・・リエナクトとはいえ、ここまでやるのはどうかと思いますがorz
でも、実際これで去年は迷子になりませんでしたw  


Posted by 八幡平駐在員(略して八駐)  at 18:06Comments(0)ハートロック

2013年09月11日

ハートロックで迷子にならない為に(その4)

前回更新から少々お時間頂いておりましたm(_ _)m

(会社勤めはつらいorz)

という事で再開(´∀`)ノ

Case-3.1
スマホでのアプリ使用例(android版)
※すみません、筆者はiPhoneを所持していない為、iPhone版はありませんm(_ _)m

前回までに
GPS機器(Garmin等ハンドヘルドGPS、スマホ類)を利用した
自己位置評定の方法について、説明してきました。
(HR公式サイト「公式マップ」ダウンロード用マップもご参照下さいm(_ _)m

今回はスマホ(android)でのアプリ使用例を挙げてみます。
前回までの記事をご覧になられた方で、
実際にアプリ(GPS status & toolbox)を動作させ、「設定」など見た方はお分かりになると思いますが
GPSアプリが表示する座標には様々な種類があります。

GPS status & toolboxをダウンロード、インストール完了後、
デフォルトでは「緯度経度」表記になっているかと。

それを今回は変えてみましょう。


この画面の時にメニューキーをタップ。
(既にMGRS表記に設定されてますが汗)
すると…


上記のメニューが出ます。


その中の「単位・書式」をタップ。


更に「地理座標の形式と測地系」をタップ。


ようやく「MGRS」の文字が。これをタップして設定完了!

こんな感じで色々弄くってみて下さいましm(_ _)m  


Posted by 八幡平駐在員(略して八駐)  at 14:49Comments(0)ハートロック

2013年09月07日

ハートロックで迷子にならない為に(その3)

Case-3
スマホを活用する場合(android&iPhone共通)

前回2回までの方法として
「GoogleEarth」を活用し、kml.kmz.各ファイルをスマホ上で表示させる方法を
ご紹介してきました。

今回はGoogleEarthに依存することなく、
HRフィールド内で現在位置を把握する方法をご紹介します。

必要な物品・環境
スマホ(android、iPhoneどちらでも可)
GPSstatus&toolbox(推奨・理由は後述)等GPSアプリ(色んなアプリがありますが個人的にお勧めです)
HR公式サイト「公式マップ」内のダウンロード用画像マップのjpg地図

※注意※
この方法はスマホのバッテリーを非常に「食い」ます。
可能な限り、モバイルバッテリーなどを活用し「バッテリー切れ」に注意しましょう。
また、個人のインフラ機器として非常に重要な位置を占める携帯電話(スマホ)を
フィールド内に持ち込む危険性を理解した上でご活用下さい。
フィールド内へスマホを持ち込んでの紛失、破損その他の不具合について、
当方では一切責任は取れませんので、ご了承願いますm(_ _)m


とはいっても、前回2回の方法よりはバッテリーに対しては優しいんですが。

手順
・GPS機能をONにしておく
・GPSアプリをインストールしておく
(地理座標の測地系をMGRSもしくはDD°MM'SS.S"にしておく)
1)公式サイト内のリンクからHR-MAP2013.jpgかHR-MAP2013latitude2.jpgをダウンロード、印刷しておく
 (MGRS版か緯度経度版の違いです)
2)スマホのGPSアプリを立ち上げる
3)測位が完了すると現在地の座標が出る
 例:54STE 81709 24445

ex)上記の例を実際の地図で読んでみましょう。
(前回記事のこちら参照下さい)
・まず上5桁の「54STE」を省略する(この地図を利用する全員が同一エリアにいる為)
・次に真ん中5桁、下5桁の下一桁カット! (利用する地図が10m基準な為)
・すると「8170 2444」の数字列が出来上がります。

これを実際の地図に当てはめてみると・・・

まずは横軸の位置を評定。


次に縦軸の位置を評定。

すると・・・

これで自己位置の評定、完了!
自分がGPSによる取得座標で地図上のどの位置にいるか、分かりました。

では、逆に地図上のポイントを座標軸で読んでみましょう。
赤のポイントは「8185 2443」の辺り
青のポイントは「8189 2431」の辺りである事が読み取れます。

これで地図の読み方、完了!
「自己位置の評定」を行い、得られた数字列を相手に伝え、同期することが出来ます^^

ex)スマホアプリ(android)で「GPS Status & Toolbox」をお勧めする理由
八駐が様々なスマホGPSアプリを使ってみて、測位が早いのが一番の理由ですが、
測位の精度に関しても他のアプリよりも高い気がします。

理由としてスマホのGPS機能は衛星からの電波のみならず、A-GPS(詳細はWikiでw)と呼ばれるデータを参照し、
立ち上がりを早くしてるから、と言われてます。

スマホアプリの中で、このA-GPSデータのやり取りが優れている?のか分かりませんが、
感覚的にこのアプリが使いやすいなぁ、と思う次第です。
(超個人的な私感ですが)  


Posted by 八幡平駐在員(略して八駐)  at 06:28Comments(0)ハートロック

2013年09月05日

ハートロックで迷子にならない為に(閑話休題2)

えー。
他の方法もご紹介しようと思ったのですが・・・
先に「地図」の読み方を紹介しないと進めないことに気が付いたのでorz

まさかの「閑話休題2」でございますm(_ _)m

作成した地図には2種類のグリッド表記がありまして、その説明、まだでしたね(汗)

・MGRS表記について

ArcGIS Desktop Help 10.0から抜粋

上記の画像の通り、MGRS表記の15桁はそれぞれ意味がある配列となっており
上5桁:地球上の大まかな位置を定められた定義により格子線で区切った「エリア」を指します。
(ホントは上3桁と2桁でまた違うんですが^^;)
真ん中5桁:上5桁で示した各エリアの基点から東方向へ向かった距離(東距)を指します。
下の5桁:上5桁で示した各エリアの基点から北方向へ向かった距離(北距)を指します。
詳しく知りたい方はArcGIS Desktop Help 10.0(MGRS)をご覧下さいm(_ _)m

・緯度経度表記について

Wikipedia「日本経緯度原点」から抜粋

これは普通に皆さんお馴染みの表記方法だと思います。
地球を南北方向に表す単位を「緯度」、東西方法に表す単位を「経度」とした地理座標系です。
緯度の中心を赤道、経度の中心を「本初子午線(グリニッジ)」とし、
地球上のあらゆる場所を数字で表す為の「単位」という事になってます。
詳しくはググって下さいましm(_ _)m (ここで収めないと際限ありませんので爆)

ここでブッタ切り!
八駐的には「MGRS推し」でございますm(_ _)m
以下理由↓↓↓
・MGRSと緯度経度を比べるとMGRSの方が「相手に伝える」場合、ラクです
 これは実際使ってみると分かりますが、上から5桁は無線通信時、省略が可能です。
 例:(50SWC)1234567890←カッコ内は省略してヨシ
 (参加者はほぼ同じ上5桁(カッコ内)のエリア内に留まっている為、省略しても位置表示可能)
 つまり北緯東経などの緯度経度より少ない情報量でピンポイントな位置表示が可能になります。  
 無線通信時には北緯○○度○○分○秒・・・と話すより少しだけラク。

 また、今回作成したMGRS版マップは10m単位までの使用を想定しました。
 つまり、上記のMGRS説明にあった「真ん中5桁、下5桁」をそれぞれ下から1桁省略すればいいだけなんです。
 例:(50SWC)1234567890→(50SWC)12346789←(5と0を大胆カット!)
 15桁が8桁まで短縮出来ました

 自己位置を無線で伝える時、
 話す語句が少なく、確実に伝える為には緯度経度よりもMGRSが有利な訳でございます。

あくまで個人的見解ですがm(_ _)m

以下、ひとり言。
軍ものの映画で位置を伝える時、数字の羅列だけで伝えてるの、かっこいいじゃないですかw
アレがやりたかっただけなんですよ、たぶん。。。
  


Posted by 八幡平駐在員(略して八駐)  at 23:58Comments(0)ハートロック

2013年09月04日

ハートロックで迷子にならない為に(閑話休題1)

さて、チョコチョコとアップしてますが・・・
やはり「日記」は性に合わないものですorz

というか、この国語力の無さ、誰か何とかしてくれヽ(`Д´)ノ

・・・ゲフンゲフン

という訳で、ちょっとここいらで休憩です。

HR公式サイトに採用されました
当方作成のダウンロード用画像マップですが、
中身について少々説明をば。


「HR-MAP2013.jpg」

MGRS仕様ランドナビマップ
100mメッシュ、1マス1辺が100mとなります。
(表記:54STE XXXX YYYYまでの8桁仕様、10m単位までの使用を想定)

黄色・マゼンタのメッシュ:
MGRSに基づく位置座標になります。
全景に対して若干の傾きがありますが、これは地球の丸みを考慮するとこのような線引きになってしまいます。

グレーの線:
磁北線になります。
真北と方位磁石が指す「北」には数度の誤差があり、現場で使用するには磁北線を採用するのが有効です。

ブルーの線:
アウトライン(外周路)になります。
公式白地図に対して正確なトレースが出来なかったっすorz


「HR-MAP2013latitude2.jpg」

緯度経度仕様ランドナビマップ
赤色・黄色のメッシュ:
GPS座標に基づく位置座標になります。
赤色のマス1辺が125m、黄色のマス1辺が25m

○○°××’xx.yy”N ○○○°××’xx.yy”E表記の秒以下(yy)は細かすぎるので
10の位までの使用を想定しています。

例)○○°××’xx.y”N ○○○°××’xx.y”(最後のyを省く)


「HR-MAPv2.0.kmz」
MGRS仕様ランドナビのGoogleEarth用データです。
お使いのPCにGoogleEarthがインストされていれば、ダウンロード後クリックするだけで立ち上がります。


「HR-MAPv2.1.kmz」
北緯東経仕様ランドナビのGoogleEarth用データです。
以下(ry


「HR-MAPv20.kml」
公式マップページにあるポイント及びアウトラインのみのデータの更新版です。
主にスマホ(iPhone/Android)用ファイルとなります。
お使いのスマホにGoogleEarth/mapが入っていれば、
スマホ上で現在位置を確認しつつ、目的のポイント方向が分かります。


「kash_wpt20121013192039.gpx」
GarminハンドヘルドGPS用データです。
アウトラインも背景地図もありませんが、GPS内メモリへ取り込むことにより、
機器上で「目的地」の設定が出来るようになる為、
リアルタイムで「目的方位」「ポイントまでの距離」が分かるようになります。
eTrex30、Foretrex401で動作確認済み。


その他のbmpファイルは画像データとしては非常に大きい(無圧縮)な為
通常使用には必要ないので無視しちゃって下さいましm(_ _)m  


Posted by 八幡平駐在員(略して八駐)  at 22:14Comments(0)ハートロック

2013年09月04日

ハートロックで迷子にならない為に(その2)

Case-2
スマホを活用する場合(iPhoneの場合1)

androidやったならiPhoneも!
という事で不肖・八駐、残念ながらiPhoneは持っておりませんorz

空軍内有志と地元の友人に協力してもらった所
以下の方法でiPhoneでも表示をさせる事が出来ました。

必要な物品、環境
スマホ本体
GoogleEarth(アプリ)
kmlファイルかkmzファイル
(↑入手方法はダウンロードではなく、PCなどからメール添付してiPhoneへ送っておく)

ex)
iPhoneは「ファイル操作」が出来ない為、androidとは違い、
端末上で「ファイルを参照する」事が出来ないとの事。(SDカードないから?)
よって、受信メール上に「ストレージ」しとく、と便利だそうです。
(詳しく分かりませんが、これが手っ取り早いそうです)

※注意※
この方法はスマホのバッテリーを非常に「食い」ます。
可能な限り、モバイルバッテリーなどを活用し「バッテリー切れ」に注意しましょう。
また、個人のインフラ機器として非常に重要な位置を占める携帯電話(スマホ)を
フィールド内に持ち込む危険性を理解した上でご活用下さい。
フィールド内へスマホを持ち込んでの紛失、破損その他の不具合について、
当方では一切責任は取れませんので、ご了承願いますm(_ _)m



手順
・GPSの機能をONにしておく
1)事前にGoogleEarthをインストールしておく
2)受信したメールに添付されたkml.kmz.ファイルをタップ
3)ファイルをどうするか聞いてくるので、「GoogleEarthで開く」をタップ
4)自動的にGoogleEarthが立ち上がり、表示されている地図にkml.kmzファイルが重ね合わされる

受信メールの添付ファイルを探して

メールに添付したkmlファイルをタップすると


ファイルをどのアプリで開くか聞いてくるのでGoogleEarthで開くと


Earthが立ち上がり、フィールドにポイント、外周路が表示されてます。

何分持っていないiPhoneでの事なので
うまく説明出来てるか分かりませんが・・・
仲間・友人の説明を組み合わせて書いてみました。

ここはこうだぜ!
ここが違うって!等ツッコミありましたら教えて下さいm(_ _)m  


Posted by 八幡平駐在員(略して八駐)  at 16:20Comments(0)ハートロック

2013年09月04日

ハートロックで迷子にならない為に(その1)

Case-1
スマホを活用する場合(androidの場合1)

のっけから「スマホ」かい!とお叱りを受けそうですが。
でも、実際HR参加者で何割の方がガチなGarmin等お持ちなんでしょうか。

という訳で、手軽な方法からご紹介します。

必要な物品、環境
スマホ本体
アストロファイルマネージャー(アプリ)
GoogleEarth(アプリ)
kmlファイルかkmzファイル
(ダウンロードはこちらからどうぞ)

※注意※
この方法はスマホのバッテリーを非常に「食い」ます。
可能な限り、モバイルバッテリーなどを活用し「バッテリー切れ」に注意しましょう。
また、個人のインフラ機器として非常に重要な位置を占める携帯電話(スマホ)を
フィールド内に持ち込む危険性を理解した上でご活用下さい。
フィールド内へスマホを持ち込んでの紛失、破損その他の不具合について、
当方では一切責任は取れませんので、ご了承願いますm(_ _)m



手順(androidの場合)
・GPS機能をONにする
1)事前にスマホへ上記アプリをインストール
2)kmlファイルかkmzファイルもダウンロードしておく(保存したフォルダ位置を忘れずに)
3)アストロで上記保存ファイルを参照、タップ
4)自動的にGoogleEarthが立ち上がり、表示されている地図にkml.kmzファイルが重ね合わされる
 ※この時にHRフィールド近辺へクローズアップされない場合が多いので
  「富士山」などと検索し、富士山頂から「北西」のエリアを確認してみて下さい。


kmzファイルをタップすると・・・


右下が富士山、その北西部になにやら黄色いマスが。


センターに持ってきて拡大すると。。。


地図が重ね合わせられてます。

上記の「ファイル選択時」にkmlファイルをタップすると・・・

ダイレクトにHR会場の本栖ハイランド付近へクローズアップ、表示されます。

ex)
kmlファイルとkmzファイルの違い
GoogleEarth上で、
・kmlファイルはウェイポイント(HRではポイント)とそのポイントをつなげたルート(外周路)が表示されます。
・kmzファイルは上記表示プラス独自の背景地図(今回は国土地理院のデータを使用)が重ねて表示されます。

・・・自分の国語力不足を痛感orz
これで分かってもらえるだろうか(爆涙

続く  


Posted by 八幡平駐在員(略して八駐)  at 11:20Comments(0)ハートロック

2013年09月04日

ハートロックで迷子にならない為に(序)

えー。
2年前に「ミリブロやってみよう!」とアカウントを取ってから…

激しく放置してた八駐ですm(__)m

「日記」は小学生の頃からニガテです( ノД`)…


不肖・八駐。
この度本栖ハイランドで行われる
「HeartRock4th2013」に空軍CCTとして参加する事となりましたm(_ _)m

そして趣味、というか自分の為ですが
あの広大なコンバットエリアで迷子にならない為には、、、と、考えた結果
「GPS」を活用すれば!と気付いた訳です。(何をいまさらですが)

HeartRock2nd参加時にISAFへ派遣され、初見の地とはいえ部隊をナビしきれませんでしたorz
それが「ハートロックで迷子にならない為に」を考えた理由です。

最初は自分や身の回りの方の為に製作を始めたデータ類ですが、
今回のハートロックから「公式サイト」が稼動し、「公式マップ」へ採用・公開して頂いております。

・ハートロック公式サイト内「公式マップ」
http://heartrock-jp.com/newpage22.html
・「公式マップ」内ダウンロード用画像マップ
https://www.dropbox.com/sh/w0o0niu9wakwy1w/yQALX1JAeY

運営(HQ)と参加者(各部隊)が初めて「共通のフォーマット(この場合地理情報)」を
活用出来る形となり、事前の作戦検討、当日の作戦進行・部隊運用に有用かと思います。
(手前味噌で恐縮ですが恥)

各データを実際どのように活用すれば、表題の通り「迷子にならないか」を
言葉足らずではありますが付記していこうかと。

完全我流、かつ本職さん・ガチの山好きの方等からしたら
全くもってチャンチャラおかしい記事になると思いますが、
完全にシロウトの「真似事」であります。
その辺りは「生暖かく」見守って頂けましたらm(_ _)m

以上、宜しくお願い致しますm(_ _)m  


Posted by 八幡平駐在員(略して八駐)  at 10:50Comments(0)ハートロック